変な弓の変なカスタマイズ物語 7
2024年3月、ボウフィッシング用の弓があまりに当たらないので、自己記録を更新するために、新しい弓を使うことにしました。
ちなみに、以前に使っていた弓は2本とも中古品で売れました。
目についたのは、1年以上売れずに処分対象になっていた弓です。
ハンドルは、見たことがないくらいの劣化と腐食です。
普通は1年くらい野ざらしにしても、アルミはここまで腐食しません。
どういう使い方や保管をすれば、こんな状態になるのでしょう?
謎の多い汚い弓ですが、リペアするにはちょうど良さそうです。
まずは、バラバラに分解します。
業務用の塗装剥離剤を塗布します。
この塗装剥離剤が皮膚に付着すると炎症を起こすため、防護して慎重に塗ります。
塗った直後から、塗装がメリメリと剥がれて浮き出します。
メリメリという音がするわけではありません…
数時間放置して、剥離効果を最大限引き出します。
あとは、慎重に水洗いして塗装剥離完了です!
次に、サンドペーパーで磨きます。
塗装前の「足付け」という工程で、こうして表面積を広げることで、塗料が素材にガッチリ食い込みます。
ゴールドの塗装が剥がれて、素材のアルミ丸出しになりました。
黒くなっている部分は、汚れではなく腐食です。
黒い部分の腐食は凹んでいるため、取り去るのは不可能です。
どういう保管をすればこうなるのか、やはり謎です・・・