コンパウンドのチューニングは難しくも簡単に

 アウトドアシーズンが始まるタイミングで、掃除係員のレストを取り替えて弓のチューニングをしました。

今までのレストは1000円台の安物で、ガタついていました。
これで安心です。



コンパウンドのチューニングで難しいのは、レストの位置です。
上のカムは、弦が左寄りになっています。



下のカムは、左のリムに近い位置に弦があります。



つまり、弓の中心から左寄りに弦があるので、レストも弓の中心より左寄りにセットします。

フルドロー時、弦は弓の中心に来て、矢が弦から離れるときは、左寄りになります。
それを踏まえてレストの位置を決めなければなりません。

また、弦はリカーブほど左右に振れませんが、真っ直ぐ進むわけではありません。

その動作がコンマ何秒で起こるので、矢が真っ直ぐ進むレストの位置を決める必要があります。

実際は、ベアシャフトなどを使ってチューニングするのですが、私は精密な勘ピューターで計算し、一発で決めます!



あとはサイトを調整します。



Dループも取り替えて完了しました。


こうして、一般的には難しいコンパウンドのチューニングが簡単に終わりました。

後日、代表が見たらDループの結び方が逆だったようです…

でも初心者は、これくらいで十分なのです!


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