幻の土山総合アーチェリー場はここだった

 幻シリーズの第4弾は、「幻の土山総合アーチェリー場」です!

土山といえば、アーチェリー教室は土山室内運動場で始まりました。

その土山で小学校の廃校があるということで、甲賀市から活用の打診がありました。
平和堂甲西中央店の閉店時期が決まった頃の話です。

小学校が丸ごと借りられるということで、体育館でインドア、運動場でターゲットができ、理想的な施設でした。


小さいながらも立派な校舎です。
廃校前の児童数は、全学年で十数人程度だったと思います。



普通の小さな小学校という感じですね。



体育館も小さいですが、中はキレイです。
18mは十分射てます。



ホールもキレイで、中の物はそのままでした。



グラウンドはギリギリ70mが射てそうです。



インドア、アウトドアの両方ができるので、総合アーチェリー場になりますね。



夏はプールに飛び込むことができます!
水は汚いですが…



備品などもそのまま使えます。


これらが全部自由に使えるのですが、最大の問題がありました。
それは、それはそれは・・・、めちゃくちゃ遠いということです。

土山室内運動場は水口からでも遠いので、なかなか受講者が集まりませんでした。
その土山室内運動場が近くて便利に感じるほど、遠くにあるのです。

最初に見学に行った時は、「この道で合ってるのか?こんな山奥に学校があるのか?」と不安になりながら、山道を延々と進みました。

廃校になる環境なので、遠いのは当然ですね。

それでも、施設自体の魅力はあるので、事業計画書などを提出しました。
公募なので、複数の事業者から応募があり、コンペ形式で決定するということでした。

その結果は、次点でした…

市役所から打診があり、「ぜひとも来てください」という話だったので、「なんやねんそれは!」と言いたいところでしたが、いま思えば外れて良かったと思います。


当選すれば、土山アーチェリー場として活用していたと思いますが、縁がなかったということでしょう。

縁といえば、土山室内運動場でやっていた頃、土山在住の人はゼロでした。
横に中学校があり、チラシ配布など集める努力もしたのですが、一人も来ませんでした。

今は県外から何人も来ていただいているのに、土山はずっとゼロです。

やはり、土山とは縁がないのかもしれません。

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