夏祭りで掃除係バンドは演奏できるか?
夏祭りまで10日となった頃、バンド演奏する企画が持ち上がりました。
名付けて、「掃除係バンド」です!
掃除係の勢力は、掃除係長約1名、掃除係員約5名(うち中学生約3名)、掃除係員見習い約1名プラスαで演奏します。
曲はマリーゴールドです。
数年前の曲ですが、中学生でも知っているだろうということで選びました。
私は掃除係長なので、ベースボーカルです。
10日しか練習できないので、ベースは超簡単バージョンにしてもらいました。
楽譜はこんな感じですね。
ただ、実際にやってみると、意外と難しいことがわかりました。
ほとんどの場合で、1小節に8回、同じリズムで音が鳴ります。
歌はいろんな変化があるのですが、右手は一定のリズムで「ボンボンボンボンボン・・・」と鳴らし続けなければなりません。
これが意外と難しいのです。
左手は8回(一部は4回)で切り替えるのですが、これがまた意外と難しいです。
頭の中で「1、2、3、4・・」と数えるわけにいかず、歌に集中すると、つい2回くらいオーバーすることもあります。
ベースはリズム系楽器で、リズム系楽器の弾き語りは難しいとされています。
なぜ難しいのか、その理屈が少しわかりました。
そのベースとボーカルが同時進行するので、これがまた大変です!
ベースに意識を向ければ歌詞が飛び、歌に意識を向ければ演奏を間違えます。
これを両立するには、ベースもボーカルも無意識でできるようにしなければなりません。
私の少ない経験では、手が勝手に動き、歌詞が勝手に出るくらいでなければ、ベースの弾き語りは厳しいです。
あと、腹式呼吸で歌うと、そのハードルは上がります。
(個人的な感覚です)
口先で歌うのと、大きな声で歌うのは違うということです。
正しい腹式呼吸ができているかわかりませんが、下手は下手なりに努力しないと、ただの騒音になってしまうので、それなりに頑張っています。
そして、人前での演奏という最大のハードルがあります。
第1回、第1.5回サウンドタイム発表会で演奏した経験からすると、プレッシャーと緊張で相当なエネルギーを使います。
そんなこんなで、ベースだけ、ボーカルだけより10倍くらい大変なベースボーカルなのです。
果たして、10日でできるのでしょうか?
この記事を書いている時点で、残り2日です。
人前での演奏は、まだ厳しい状態ですね。
ちなみに、ベースはバンドの土台と呼ばれ、ベースが狂うとバンド全体に影響します。
私のベースは、プリンのようにフニャフニャです。
さらに、暑さというハードルもありました。
掃除係バンドは演奏できるのでしょうか・・・?
こうなったら、聴いている人には、騒音で耳が砕ける覚悟をしてもらいましょう!