スタジオ建設物語(20)メイン階段

 最初に断っておきますが、この施工方法は手抜きです。

プロは絶対にやりませんので、くれぐれも真似しないようにしてください。

鉄筋を打ち込みます。



海上コンテナの側板の余りを活用します。



遊んでいるのではなく、ステップの高さを確認しています。



仮にブロックを並べて、仕上がり具合を確認します。



100個以上のブロックを買いました。



半切りブロックをベースにします。



こちらは通常のブロックがベースになります。



ベースが傾くと話になりませんので、水平器できっちり合わせていきます。



横金ブロックの片側をハンマーで砕きます。



ベースにブロックを載せていきます。



中央に見えるのは、余ったU字溝です。
上げ底に使います。



この状態で、中に土を入れます。



土をどんどん入れます。
ブロックは置いてあるだけなので、触れたら動く状態です。



1段目にも土を入れ、下から踏み固めていきます。



1段目に倒れ防止をしながら踏み固めます。
固めすぎるとブロックが動き、緩すぎると後でコンクリートが割れるので、力加減とコツが必要です。

2段目のブロックを積み、同じように土を入れて踏み固めます。
ブロックの上部には鉄筋を入れます。



1段目のコンクリートを打ちます。



1段目が仕上がり、2段目に荒いコンクリートを入れます。



この上にモルタル(砂利の入っていないコンクリート)を打ちます。



2段目が仕上がりました。



右コーナー部分はスロープに差しかかるので、上手い具合にブロックを積みます。



最上段のブロックにも鉄筋を入れ、コンクリートで固めます。



土をしっかり踏み固め、メッシュを入れます。
メッシュは浮きすぎても沈みすぎてもダメなので、叩いて調整します。



荒いコンクリートを打ちます。
これがベースになります。



モルタルで仕上げます。
水たまりができないように少し傾斜をつけます。
これだけの面積を真っ直ぐ仕上げるのは難しく、腕の見せ所です!



完成です!
素人作業ではなく、コテはそれなりの経験があります。



普通は、ブロックの間はモルタルで固定しますが、この方法でコンクリートを使うのは、実際に踏む面だけです。

当然ながら強度は落ちますが、階段に過度な強度はいりません。
経験上、これで十分なことは知っていました。

実際に、施工から3年くらい経ちますが、コンクリートにはヒビの一つも入っていません。
同時に100人は乗れませんが、10人乗っても大丈夫です!

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